深化と挑戦

 調剤監査システム「Cube.i」は早稲田の画像研究チームと10年以上にも渡り、研究開発を行ってきた
画像技術をベースに作られたシステムです。
 通常調剤薬局にある薬品数は少なくても1000点、大規模薬局になると数千点を数え、調剤時に間違
いをゼロにすること自体、人間の判断だけでは無理な量となっています。事実、過去、現在でも毎日
過誤は発生しており、統計的にも過誤の混入は事実として認められています。そうした中、弊社では
過去にQRコードによる処方箋の入力ミス防止やJANコードピッキングによる薬品の選定などに取り組
んできました。
 その後、数々の思考錯誤を重ね、画像による薬品の判別を100%に近づけ、オペレーションにも負
担にならない方式での開発に取り組んできました。そしてここに「Cube.i」が誕生し、ありがたくも
多くのチェーン店や薬局で採用されるに至っております。画像認識を中心とした過誤防止システムと
してはNo.1である旨を自負しております。またこの装置が普及することで多くの薬局、患者さんによ
り安心、安全な調剤の環境が提供できることを願い今後も研究開発を続けて参ります。
是非、「Cube.i」をご利用頂き、患者様の安全、薬剤師の方の精神的な負担軽減、更には会社の
信用の維持向上にお役立て頂けたらと存じます。

今後も一層の努力を重ね、調剤業務に対する業務の新たな進化形を作って行きます。

                             代表取締役社長 八津川 義博